7月某日、学校教育分野のワークショップに参加しました。
課題の分離
- その課題は誰のもの?
- 課題を解決するのは課題のある人
バウンダリー
- 「バウンダリー」=「自分」と「自分以外の他者」との境界線
- 「普通」や「常識」ではなく「自分の価値観」で引く
- 境界線の引き方の基本は、「言葉で伝える」
- 察してもらうのを期待せず、自分の言葉で伝える
- 「自分が我慢する」を選ぶとしても、自分で決める
- 境界のラインはその時々で変えていい
- 「今の自分のキャパシティ」「今の自分の価値観」を把握して、線を引く
- 他人の期待・他人の気持ちを背負う必要はない
- 「自分はやりたいか」「やる必要があるか」で判断する
- 相手の「境界線」は見えないので、毎回、相手に聞く(共通了解をとる)
- バウンダリーの力は、こどもを守る一生ものの財産
- 「自分のNOは尊重される」という基本的な信頼ができる
- 「いやな時にはNOを言える」大人になる
- どんなに親しくても、触られたくない部分が、心にも体にもあることを知っている大人になる
- バウンダリーは、一人ひとり違って、その時々で変わるものであることを理解している
- 人との距離を学ぶ
- 秘密は持っていていい
- イヤイヤ期や思春期は、バウンダリーの意識が育っていることの表れ
本質観取
- 本質観取とは、物事の本質を言葉にして編み上げていく哲学の思考法
- どんな問題も、深く考えれば納得できる答えは見つかるんだなという感触をつかめる
- ただし、形而上学的な問いは扱わない
- 「答えは人それぞれ」では終わらせない
- 「共通了解」を目指す
- 絶対に正しい答えがあるわけではないが、「なるほど、それは確かにいえる、本質だ」へ
- 『親子で哲学対話』苫野一徳/大和書房/2024
リフレーミング
- リフレーミングとは、物事をとらえる枠組みを変えることで状況や出来事に対する見方や感情をポジティブ、建設的に変化させる心理学の手法
- 現実から目を背けることではない
- むしろ、「現実を見る」「自分を知る」ことがベースにある
- 「長い目で見る」「広い視野で見る」など、視点を得る・変えるきっかけになる
参加してみての所感
- 参加者の9割が学校の先生であることに途中で気づき、急にそこから緊張してきた。本題とは関係ないが、周りの人に対して(勝手に)抱く印象が、こんなにも自分の状態を変えるのかという面白い体験だった。
- 先生たちの本音や素顔が見られて面白かった。「いつも本音です」と仰っていたので、「先生」に対するイメージを自分で作り上げていたことに気づく。
- 講師の先生が「余貴美子さん版のGTO」みたいで素敵だった。(元教員、元校長)
- 学校の先生たちがこういう研修を受けているということを知り、教育の未来に希望が持てた。
