12月に、「おでん始めました」というタイトルでブログを書きました。
その中で、おでん作りと長期にわたるプロジェクトには共通点がある、と書きましたが、その続きを書いていきますね。
まずは、私が考える「プロジェクト」の定義を整理してみます。シンプルに書くと、この3つです。
・目指すべき目標がある
・期限がある
・複数のタスクがある
おでんを作りながら、「おでん作りは長期のプロジェクトと似ているな~」と思ったのは、まさにこの3つの定義が当てはまったからです。美味しいおでんの完成(目標)を目指して、今夜食べるのか明日食べるのか(期限)によって手順を逆算。おでんは、一気に一つの鍋で煮てしまうのではなく、素材によって下ごしらえが必要です(複数のタスク)。特に、大根と卵。大根は味が染みやすくなるように下茹でを。卵も、ゆで卵を作っておきます。最初に大根と卵の下ごしらえ済ませておけば、ゴールは見えてきたも同然。←私個人の意見です(^_-)-☆
(ちなみにおでんの出汁は、私はおでんの具を購入すると付いてくるスープを使ったり、だしパックや液体だしを使うことが多いです。自分で昆布やかつおぶしで出汁をとるのであれば、下ごしらえの時に準備しておきます。)
要するに、時間と手間のかかるおでんや、長期にわたるプロジェクトにおいては、目指すべきゴールに向かって、期限から逆算して複数のタスクを配分した「計画」を立てる必要があります。そして、ここが一番重要な部分であると思っています。
計画があれば、あとはそれに沿って手を動かしていくことができます。目標があっても、今何をすべきか分からない状態や、その都度考えるというのは、相当なストレスです。計画を立てること自体も時間と労力を要しますが、後々の苦労軽減のためにしっかりとプランニングの時間を作りたいものです。もっと言うと、目標を設定するところからが重要なのですが、それはまた別の機会に。主婦は今夜のメニューを「考える」ところが一番のストレスです(笑)←私個人の意見です(^_-)-☆
今回は、おでん作りと長期のプロジェクトには共通点があるという話から、どちらも計画(手順、段取り、スケジュール)が肝要である、という結論に着地しました。
とはいえ、おでん作りと(主に仕事の)プロジェクト、重なるところはあっても、決定的に違うところがありますよね。それは、おでんは作り手が一人で完成させることができますが、仕事のプロジェクトは、多くの場合に複数の関係者がいるということ。
おでんは、あえて言うならば、「モノ(材料)」と「コト(調理手順)」のマネジメントが求められ、プロジェクトでは「ヒト(メンバー)」と「コト(目標、スケジュール、リソース等)」のマネジメントが求められるところが大きく違います。その点が、おでんに比べると格段に難しいでしょうね。そのあたりのことも、機会があれば書いてみたいと思います。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。